海上コンテナについて
KJTD海外担当RKです! あっという間に2月に入り、間もなく1/3です!
今日は、海外へのKJTDの装置輸送には欠かせない、海上コンテナのお話です。(シリーズ化!輸出入業務その①)この内容をブログに書こうと前から決めていましたが、ちょうどこのアップのタイミングで海上コンテナに荷物をつんでいます!
一度はコンテナを後ろにつなげたトラックが道路を走っているのをご覧になられたことがあるかと思います。皆さんがよくご覧になっているのは、大きい方の40フィートコンテナだと思います。これ以外に、この半分の大きさの20フィートコンテナもあります。
KJTDでは海外に装置を輸出する際には、この海上コンテナを使用します。(AIR便の時は航空コンテナを使用します。大きさが異なります)
装置が大きくてコンテナに入らない!ということで、上の囲いがない・上と横の囲いがない特殊コンテナを使うこともあります。しかし囲いがないと、カバーしている範囲が減るので、貨物に対するダメージの可能性が増えてしまいます。貨物を安全に輸送するという観点から、よっぽどのことがない限り、20もしくは40フィートのドライコンテナを使用します。
私たちがフォワーダーと呼んでいる、海外向け貨物の通関や輸送を行っておられる主要業者の1つ、西日本鉄道株式会社 (Nishitetsu)がHPにコンテナの種類や大きさについて、ご紹介されています。
私の担当業務の1つに船積作業があります。
海外案件が決まり、製造に入った段階で、装置の予定寸法を確認することから業務スタートです。
装置は必ず木材で梱包し、コンテナに詰め込みます。
予定貨物個数・寸法を梱包業者と確認する際、最も注意しているのは装置の高さです。
上記の情報にあるとおり、通常のコンテナの高さは約2.4m。梱包してこの高さですので、2mを超える装置を出荷するとなると、ちょっと心配になってくるレベルです。
高さが入らない!となることも珍しくありません。部品を外して背を低くしたり、輸送の際には分解し、現地で再度組み立てるなどの対策を取ります。
また40フィートの場合は、ハイキューブという背の高いコンテナがあり、そのコンテナにするとあと30㎝高さに余裕がでるので、そちらを選択したりもします。(運賃も普通の40フィートとそんなに変わらないので、助かります!)
現在の海上貨物は特殊な貨物を除き、大半がこのコンテナを利用して輸送されています。
今度ぜひ道路でコンテナが走っているのを見かけたら、コンテナの横にサイズなどが書かれているのを探してみてください!