CQ EVミニカート・レース筑波大会に参加しました~大会本番編~

これがCQ EVミニカート・レース筑波大会最終編、開発部のうどんです(前々編前編はこちら)。

そしてついにレーススタート!!!

一斉にカートが走り出す中……………………あれ???

…ぽっつーん……。

…KJTDのカートが動き出さないトラブルが発生。

同じように動かないカートは何台かあったのですが、次々と走り出して行ってしまい、いつの間にか周囲には誰もいなくなってしまいました。

動かないカート。打ちつける雨。寒さとともに増していく絶望感…。

電源の入れ直しや、雨で基板がダメになっていないかなど確認はしてみたけど問題なし。

Tさんからは「何をしても動かない!」という無線連絡がひっきりなしに入ってくる…。

そうこうしているうちに時間だけが過ぎていく…このままリタイアしてしまうのか…?と思い始めた頃、「動いた!」とTさんから連絡が!!

どうやら走り出すために必要なトルクが不足し、モーターが脱調していたのが原因だったようで、タイヤが回転するための力を手で補助したとのこと。いずれにせよ無事に動いて一安心。ここまででスタートから約3分経過。

3分のロスは痛かったけれど、過ぎたことを気にしていても仕方がないので、とにかく今から最短コースで走るようTさんに念押ししました。

予期していなかった最下位(31位…)からのスタート。しかし、いざ走り出すと次々と他のチームを抜き去って、4周が終わる頃には順位は全体の半分の15位まで浮上していました。残り時間は15分!

↑ゼッケン5番がKJTDチーム

そして5周目が終わる頃には14位、6周目では12位と順調に順位を上げていくKJTDチーム、7周目に差し掛かるところで残り時間は約5分!!

しかし、順調に飛ばしていた我々のもとに突如ドライバーのTさんから「やばい、バッテリーの電圧が急に減って、(第1コーナーの)坂で停まりそう!」との連絡が…徐々にスピードを落としつつも粘りを見せる我がカート、もう少しで頂上だ!登り切ってくれ!!!

…という願いも虚しく、数十秒後には坂の頂上付近で停まってしまいました…。

←第1コーナーのココでストップ

我々の頭に浮かぶ「無念」の二文字。

第1コーナーの坂は距離150m、傾斜3.4%でそびえ立つ壁とも言える難所であり、筑波サーキットで最も勾配のきつい場所。ここでリタイアを余儀なくされるカートも多いのだとか。

その後、なんとか残りのバッテリーで坂は上れたものの、カート1台に抜かれ、時間も30分を過ぎ、さらに5分が経過してレースは終了しました…。結果は6周で13位(リチウム電池部門を除くと11位)でした。

振り返ると、最下位からのスタートや最終ラップの坂での停止など、レース最初から終盤までハラハラする展開は続きましたが、初参加にして完走することができたのでよかったです。

↓こちらがリザルト表。1、2位はリチウム電池部門です。なんと、1位は1周2kmのコースを3分で走っています。

ご協力いただいた方々、ありがとうございました。

でも、来年こそは改良に改良を重ねて優勝を目指したい!!

。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。

超音波、赤外線などを用いた非破壊検査は当社へご相談ください!

株式会社KJTDは東大阪にある非破壊検査機器メーカーです

。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。:+* ゚ ゜゚ *+:。